紙飛行機教室の目的と意義
紙飛行機教室は 実体験型,科学型,親子型の教室
博物館、科学館、市民センター、学校、各種イベント等で、 紙飛行機を製作し、飛ばす教室が開催されています。 紙飛行機も、実際の航空機も、飛ぶ原理、操縦の原理は 同じであるため、工夫次第で、紙飛行機を通じて、 飛行の科学を紹介することができます。
[目的]
・工作を体験する —->モノづくりの面白さ
・科学的な考え方に接する —->科学的探求心
・自分で作った「モノ」で遊ぶ —->「モノ」への愛着心
・親子で同じものを作り、競争 —->親子のコミニュケーション
[近年の子供たちの問題点]
●子供の,はさみ,ナイフ(人類としての最初の道具)の使い方?
●理工系ばなれ —->モノづくり,科学的探求心の低下
●大学の機械系,電気系に進学する学生 —->工作が苦手?半田付けできる?
幼少時のあそびの体験が不足 「モノづくり,科学のセンスは遊び(実体験)の中から」
[現状]
○学校 「あそび」のためには教員の負担 増加 (新たな企画立案、準備など)
○家庭 学習塾,習い事、一人で遊べるゲーム類の普及 —->親子で一緒に遊ぶ時間の減少
[解決策]
☆ 第三の機関
(科学館,博物館,市民センター,PTAなど)実体験型,科学型,親子型イベント ——>モノづくり,科学的遊びなどの機会を提供
☆「総合的な学習の時間」や「ゲスト・ティーチャー」
2002年より小中学校に導入の「総合的な学習の時間」の有効活用
外部の人材による専門性の高い、かつ各分野に横断的な授業
[紙飛行機教室]
単に作るだけでなく,飛行の原理を調べる実験などを取り入れた複合的内容の教室の実施
—–> 上記問題の解決策の一つになりえるはず